基礎情報

ハワイはどの国にある?ハワイ王国から続く州旗もご紹介

本記事ではまだハワイに訪れたことのない方々への基本情報をお届けします。本記事では、ハワイってどこの国?ハワイは世界地図でいうとどの辺りにあるのだろうという基本情報を解説します。

ALOHA〜♪

ハワイって、どこにあるんだっけ?
ハワイってアメリカ?
そんな質問をされたので、ハワイの基礎情報をお届けします♪

ハワイはどの国にある?

ハワイはアメリカ合衆国の州の一つで、1959年にアメリカ合衆国の50番目の州となった最も新しい州です。

アメリカ合衆国

アメリカになる前には、ハワイ王国がハワイ諸島を統治していました。

ハワイとアメリカ本土の関係は、日本で考えると本州と沖縄のような関係です。もともと沖縄にも首里城で有名な琉球王国がありました。

ハワイへの観光客は、日本人も多い印象はありますが、実際はアメリカの本土からの観光客が8割を占めています。

ハワイ州の旗

ハワイ州の旗

ハワイの旗はハワイ語で「Ka Hae Hawaiʻi」と呼ばれていて、アメリカになる前のハワイの王国の時代から使用されていました。アメリカの領土になった場合は、通常、州の旗を変更するのですが、ハワイ州の旗は引き続き使用され続けています。

ハワイ州のデザインって、アメリカの旗にも似てるけど、イギリスの旗にも似てる….。

ハワイ州の旗のデザインにイギリスのユニオンジャックが含まれているのは、イギリス海軍とハワイ王国、特にカメハメハ1世との歴史的な友好関係の証だそうです。

歴史や伝統を重んじるハワイらしいですね!

ハワイ王国の始まり

ハワイの歴史はおよそ1500年前、マルケサス諸島のポリネシア人がまだ無人島だったハワイ島に最初に到達したところから始まります。

まだ電気もガスも船も無い時代でしたので、カヌーで3,200km以上を航海してハワイの原住民となるポリネシアンはハワイ諸島にやってきました。

ハワイ王国が誕生したのは1791年です。
カメハメハ王が統治している時代など、さまざまな歴史を経て、
1898年にハワイは米国の属領となりました。

そして、正式にハワイは1959年にアメリカ合衆国の50番目の州になりました。

それでは、ハワイ州について、もう少し詳しくみてみましょう。まずいくつの島が集まってハワイ諸島と呼ばれているのでしょうか?

ハワイ諸島について

ハワイには、ハワイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、オアフ島などがあります。

ハワイの島
ハワイ州の島

ハワイの州都はオアフ島

ハワイ州都はオアフ島のホノルルにあり、ハワイのほとんどの人口が集中しています。オアフ島の別名は「集いの島」と呼ばれていて、美しい大自然やワイキキビーチやカラカウア通りなどの観光地があり、活気にあふれています。

観光地として初めてハワイに行く人はオアフ島に行くことが多いです。オアフ島のワイキキビーチは海外旅行初心者にも人気の観光スポットになっています。

オアフ島

ハワイの州が制定している花、魚、木など

次に象徴とされている生き物についてご紹介します。

ハワイ州で制定されている「花、鳥、魚、木」について見ていきましょう。

ハワイ州の花は、黄色いハイビスカス

ハワイの花、州花
ハワイの花、州花、黄色いハイビスカス

ハワイの州の花は、ハイビスカスです!

ハワイ語で「Ma’o Hau Hele(マオ・ハウ・ヘレ)」と呼ばれています。
一番最初のハワイ州の花は1923年に赤いハイビスカス(コキオ・ウラ)です。

その後、1988年に黄色のハイビスカスがハワイの州花になりました。

ハワイの州の花は、ハワイ語で「マオ・ハウ・ヘレ」と呼ばれる黄色いハイビスカスです。

ハワイでよく見かけることのできる花について知りたい際は、以下の記事も合わせてご覧ください。

ハワイのハイビスカス美しい花が満開、ハワイという楽園で出会うことのできる花たち

ハワイ州の鳥として制定している鳥「ネネ」

画像引用:https://birdfact.com/articles/state-bird-of-hawaii

ハワイの州鳥は、「ネーネー」という鳴くことからその名前がついたハワイ語で「Nene(ネネ)」と呼ばれるカモの仲間です。

1951年に野生のネネは絶滅してしまい、現在はホノルル動物園などで飼育されている「準絶滅危惧種」となっています。

ハワイ州は、1957 年にハワイアングースとしても知られるネネ (ブランタ サンドウィセンシス) を州の鳥として選びました。

ハワイ州の魚は長いハワイアンネーム「Humuhumunukunukuapuaʻa」

ハワイの魚
ハワイの魚

ハワイ州の魚は、タスキモンガラでハワイ語では「Humuhumunukunukuapuaʻa」でフムフムヌクヌクアプアアと読みます。

フムフムヌクヌクアプアアは、ハワイの海でシュノーケルをしているときに出会うことができます。口から水を噴き出し、砂の下に埋まっているニョロニョロした生き物を見つけて捕食します。

サンゴ礁に住むモンガラは、もともと1985年にハワイの公式の魚に指定されていましたが、5年後の1990年にハワイ州法が失効したため、一時的に州の魚ではなくなりました 。

しかし2006年に再度、法案が通り、リーフモンガラフィッシュ (フムフムヌクヌクアプアア) がハワイ州の魚として復活しました。

ハワイの魚について知りたい方は以下の記事もおすすめです。

ハワイの魚ハワイにいる美しい魚、ハワイに生息する魚たちと出会う

ハワイの木として選ばれている木は?

画像引用:https://www.pandaonline.com/the-kukui-nut-tree-in-hawaii/

ハワイの公式の州の木は、Kukui Nut Tree(ククイの木)です。

ポリネシア人が最初にハワイに来たときに、その種をカヌーで持ち込んみました。

ハワイにあるククイの木は、薄緑色の大きな葉をしていて、高さ24メートルまで成長します。
ハワイのククイは、伝統的な文化や生活様式において重要な役割を果たしてきました。

現在でもファーマーズ マーケットでは、石鹸、キャンドル、ボディ ローションの主要原料としてククイ ナッツ オイルを見つけることができます。

まとめ

本記事ではハワイの基礎知識として、ハワイ州の場所や州旗、ハワイ州の公式の花や魚、木などをご紹介しました。

ハワイを象徴する旗、花、魚、木、鳥は見つけたらラッキーです♪
豆知識として覚えておくと便利!

ハワイ旅行の前の基礎知識としてお役に立てると幸いです。
MAHALO〜♪