ハワイの住人「カマアイナ」になれば地元の人の価格で食事と買い物ができる
レストランやスーパー、コンビニなどにカマアイナ価格という住んでいるロコ向けの割引料金があるのはご存知でしょうか。ハワイの住人を意味する「カマアイナ」になるためには、何が必要なのかを本記事では解説します。
ALOHA〜♪
ハワイでの生活がスタートしたら、まずはハワイ州のステートIDもしくはハワイ州の運転免許書を取得してkamaʻāina(カマアイナ)になりましょう。
kamaʻāina(カマアイナ)とは?
kamaʻāina(カマアイナ)とはハワイ語で「土地に住む人」という意味です。
カマが「人」で、アイナが「土地、大地」というハワイ語で、ハワイの現地に住んでいる人という意味を持ちます。
カマアイナになれば、現地の人の割引料金で食事や買い物ができますし、一部ホテルもカマアイナ価格を導入しています。
カマアイナレートの価格
例えば、スーパーで買い物をした時、映画館で映画のチケットを買う時に、お店の店員さんに「Are you Kamaaina?」と聞かれます。そして、「Yes」と答えて、カマアイナ価格の証明をするためにハワイ州のステートIDもしくはドライバーライセンスを提示します。そうするとロコ向けのカマアイナレートを適応してくれて割引料金になります。
ホテルやゴルフ場を予約したいときは、予約の電話の時に自己申請してカマアイナ価格があるかを確認して、適応してもらえるようにしましょう。
日本からハワイにきて、ハワイの太陽に馴染んで見た目もロコになれば、レストランやショップで向こうから「Do you live here? We have kamaʻāina rate.」(ここに住んでいますか?カマアイナの割引がありますよ。)と声をかけてくれます。
カマアイナが適応される施設
ハナウマ湾のビーチで遊ぶ料金が無料になったり、ゴルフ場など色々な施設でカマアイナ価格で割引料金が適応されます。観光客向けの料金ではなく、地元の人向けの価格になるというイメージです。アラモアナショッピングセンターでも一部のショップで10%オフになります。
特に、以下の施設ではカマアイナレートを取り入れている可能性があるので、確認してみましょう。
- レストラン
- ショッピング
- 映画館
- 動物園
- マッサージ
- 水族館
- 有料のビーチ
カマアイナになるために必要な手続き
カマアイナになるためには、ハワイ州のステートIDもしくはドライバーライセンスの取得が必要です。
ハワイ州のステートID
ハワイのステートIDは、英語では「Hawaii State Identification Card Information」です。ハワイ州のステートIDの取得のためには申し込む用紙やビザ、住んでいる賃貸や物件に届いた申請者の氏名の郵便2通など必要書類を準備して、提出しましょう。
国籍が日本で、日本人のパスポートを持っている人でも就労や投資家ビザを取得していて、なおかつ部屋を借りているもしくは住居があるなど、いくつかの条件を満たしていれば取得可能です。
ハワイ州のステートIDは虹がデザインされていて、ドライバーライセンスのデザインと少し似ています。
ドライバーライセンス
ハワイ州のドライバーライセンスの取得には、実際のドライビングテストもあります。ハワイならではの交通ルールがあるので勉強も必要です。
ハワイに引っ越しして間もない場合は、日本の運転免許書で運転もできますし、車を買ってその場で乗って帰ることもできます。また観光客もクレジットカードと日本の免許があれば、レンタカーを借りて運転することができます。
ただ、長くハワイに住む場合はライセンスは必須です。電車の無いハワイでは移動をする時に車を使う文化なので、ドライバーライセンスがあった方が確実に便利です。
まとめ
留学や就労、移住でハワイに住み始めたのであれば、まずはハワイ州のステートIDやドライバーライセンスを取得し、カナアイナ価格を適応してもらいましょう。
大地の人、その土地の人という意味を持つkamaʻāina(カマアイナ)。
さまざまな施設で現地に住む人向けの割引があるので、お得感が味わえます。
カマアイナ価格の他に、軍人の多いアメリカらしいミリタリー価格もあります。住んでいる人たちが生活しやすいように工夫された料金体系。ぜひ、引っ越した際は恩恵を受けてください。